HarioNote

<h2>前置き</h2>
<p>※本記事ではNewtで作成したサイトをNetlifyにホスティングする手順や記事更新時の自動デプロイの方法については言及しません。<br>
公式のチュートリアルにわかりやすい手順の記載があります。</p>
<ul>
<li><a href="https://www.newt.so/docs/tutorials/connect-to-netlify">GitHubのリポジトリとNetlifyを接続して、ホスティングする</a></li>
<li><a href="https://www.newt.so/docs/tutorials/deploy-to-netlify-with-webhooks">コンテンツの更新時にNetlifyでデプロイを行う</a></li>
</ul>
<h2>背景</h2>
<p>そういえばGoogleのサーチコンソールにサイトマップがないよと言われていて対応するのを忘れており、自動生成できるようにして対応しなきゃと思いやったときの備忘録です。</p>
<p>当ブログはタイトルにもある通り、Newt(ヘッドレスCMS) + Next.js + Netlify(静的ホスティングサービス)で構成されています。<br>
記事を投稿するとWebhookによりNetlifyで自動的にビルドコマンドが走り、静的ビルドが行われ記事ページが生成されてサイトが最近状態に更新されます。</p>
<p>そのため以下で説明する方法は、静的ファイル生成で静的ホスティングサービスにホストしている場合に有効な方法となります。（nodeのサーバー上で動かしている人にとっては参考にならないかもですのでご注意ください。）</p>
<h2>やったこと</h2>
<p>Next.jsを使っているのであまり色々考えなくても使えそうな<a href="https://github.com/iamvishnusankar/next-sitemap">next-sitemap</a>を使うことにしました。</p>
<h3>1. <code> next-sitemap</code>をインストール</h3>
<p>バージョンは最新でいいと思います。</p>
<pre><code>npm install next-sitemap@4.2.3 --save-exact
</code></pre>
<h3>2. 公式のGetting startedに従い設定ファイルを作成</h3>
<p><a href="https://github.com/iamvishnusankar/next-sitemap#create-config-file">Create config file</a>に従い設定ファイルをサイトのリポジトリのルートに作成します。</p>
<pre><code class="language-json">// next-sitemap.config.json
module.exports = {
  siteUrl: process.env.SITE_URL || 'https://example.com',
  generateRobotsTxt: true, // (optional)
  // ...other options
}
</code></pre>
<p>私は環境変数は特に設定していないですが.env...に関する記述はそのまま残してます。（特に意味はないです）</p>
<h3>2. npmスクリプトの編集</h3>
<p>next-sitemapの機能(サイトマップ生成)が利用できるようにpackage.jsonにスクリプトの定義を追加します。<br>
さらにビルド時のビルドコマンド実行時にもサイトマップ生成が行われるように元々あったbuildコマンドの定義も編集します。</p>
<p><strong>before</strong></p>
<pre><code class="language-json">  &quot;scripts&quot;: {
    &quot;build&quot;: &quot;next build&quot;,
    ...
  },
</code></pre>
<p><strong>after</strong></p>
<pre><code class="language-json">  &quot;scripts&quot;: {
    &quot;build&quot;: &quot;next build &amp;&amp; next-sitemap&quot;, //ビルド時に実行する用
    ...
    &quot;postbuild&quot;: &quot;next-sitemap&quot; //ローカルで動作確認する用
  },
</code></pre>
<p>やったことは以上になります。</p>
<p>ローカルで動作確認するときはターミナルで</p>
<pre><code>npm run postbuild
</code></pre>
<p>を実行すると<code>/public</code>下に<code>sitemap.xml</code>と<code>sitemap-0.xml</code>が生成されます。（記事数によってこの辺は若干変わると思います。）</p>
<p>あとは記事更新時にnetlifyでのビルド処理完了後にサイトマップが生成されているはずですので、<code>本番環境のurl/sitemap.xml</code>にアクセスしてサイトマップが表示されれば完了です。</p>
<p>Google Search Consoleを使用している人はそこでサイトマップの登録をしてちゃんと反映されるか確認してみるといいと思います。</p>
<p>以上です。</p>


Newt + Next.js + Netlifyの静的サイトにnext-sitemapを使ってビルド時にサイトマップを自動生成する

<p>表題にある通り、Next.jsの<code>App Router</code>で<code>Layout.tsx</code>とかServer Components上で、<code>usePathname()</code>みたいにURLの取得をやりたくて調べてみました。（usePathname()はClient Componentsでないと使えません。）</p>
<h2>先に結論だけ</h2>
<p>完璧に良い方法は見つかってないです。</p>
<h2>stack overflow</h2>
<p>とりあえずググるとstack overflowで「<a href="https://stackoverflow.com/questions/75362636/how-can-i-get-the-url-pathname-on-a-server-component-next-js-13">How can I get the url pathname on a server component next js 13</a>」との質問がありました。（やはり同じことを考える人はいるもんですね）</p>
<p>そこにはissueのリンクとともにそこで提案されているらしいミドルウェアを使ったワークアラウンドがアンサーとしてありました。<br>
ただこれは私が求めていた回答と違う気もするのでissueも目を通してみます。</p>
<h2>issue</h2>
<p>issueのタイトルは「<a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/43704">[Next 13] Server Component + Layout.tsx - Can't access the URL / Pathname</a>」でこの記事を執筆時点ではOpenになっているのでまだ直接の解決策はなさそうな気配がしますね。</p>
<p>stack overflowのアンサーで提案されていたワークアラウンドは<a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/43704#issuecomment-1411186664">こちらのコメント</a>のようですね。</p>
<blockquote>
<p>サーバーサイドのレイアウト（appDir: true）で現在のURLにアクセスする回避策を探している人のために、ミドルウェアを使った方法を紹介しましょう。</p>
</blockquote>
<p>的な文言とともにサンプルコードが貼られています。<br>
しかしその後のコメントで問題点も指摘されてました。</p>
<ul>
<li><a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/43704#issuecomment-1415676796">あるコメントにて</a>、「このやりかたするとSSGできないよ」的な指摘。</li>
<li>また<a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/43704#issuecomment-1492651013">あるコメント</a>にて、「その解決策を追加することで、すべての速度が大幅に低下しているようだから気をつけて」</li>
<li>「Vercelにデプロイしたら機能しなかったよ」</li>
</ul>
<h3>ドキュメント追記したよ的なコメントもあったが…</h3>
<p>さらに、<a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/43704#issuecomment-1438410141">こちらのコメント</a>にあるように「このissueの内容を踏まえてNext.jsのドキュメントを追加したよ」との投稿もありましたが、こちらは<code>Layout.tsx</code>で<code>searchParams</code>が使えるかどうかとかの仕様について書かれているだけで、私が知りたいURLの取得方法などについての記述はありませんでした。（そのドキュメントのページは<a href="https://nextjs.org/docs/app/api-reference/file-conventions/layout#good-to-know">こちら</a>）</p>
<h2>結論（現時点での個人的な）</h2>
<p>ワークアラウンドの方法もパフォーマンスが悪くなるっぽいのでなしですね。<br>
なので、(URL取得機能を必要としている)対象のサーバーコンポーネントが<code>layout.tsx</code>とか<code>page.tsx</code>とか上位のものなら、<code>App Router</code>の仕様からディレクトリ構成でURLは決まるので、（公式でサーバーコンポーネント版の<a href="https://nextjs.org/docs/app/api-reference/functions/use-pathname">usePathname</a>みたいのが出るまでは）愚直にパスを書いてあげるとか、いい感じにパスを取得してくれるライブラリ探すとかですかね。</p>
<p>なお、<code>.../xxx/[slag]/page.tsx</code>みたいな[slag]（<a href="https://nextjs.org/docs/app/building-your-application/routing/dynamic-routes">Dynamic Routes</a>）によるパスパラメータの取得はサーバーコンポーネントでもできるみたいなので、Dynamic Routesを使っていてもディレクトリ構成とパスパラメータの取得で現在のURLは判別できそうです。（参考：<a href="https://nextjs.org/docs/app/api-reference/file-conventions/layout#props">Props</a>（layout.tsxでパスパラメータ受け取る例も載ってます））</p>
<p>なので新情報が入るまではそんな感じで対応しようと思います…（もっといい方法がありそうなものですが…）</p>
<p>（スマートな方法があったら誰か教えてください笑）</p>
<p>以上です。</p>


【Next.js/React】Server Components側で現在のページのパス(URL)を取得する方法を調べてみたけど今のところ無さそう？（一応ワークアラウンド的な情報もあったが…）

<p>タイトルの通り、<a href="https://nextjs.org/docs">Next.jsの公式Doc</a>を読みながらデプロイ方法、デプロイ先について公式Docではどのようなものが提案・紹介されているのか確認しながら考えてみようと思います。</p>
<p>本記事の内容は公式Docの内容に則っていますが私の意訳なので正しいことを保証するものではありません。正確な情報を知りたい場合は<a href="https://nextjs.org/docs">公式Doc</a>を参照してください。</p>
<h2>公式Docを読む際の注意点</h2>
<p>まずNext.jsの公式Docを読む際の注意点ですが、Next.jsはPages RouterとApp Routerがあり、DocもPages RouterとApp Routerで分かれているので注意してくだい。<br>
なお本記事はApp Routerを前提としています。</p>
<p><img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/e1bde5b2-7579-43ff-bed9-fcea7deccb15/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%882023-07-045.39.34.png" alt="スクリーンショット2023-07-045.39.34.png"><br>
PagesRouterに関するドキュメントかAppRouterに関するドキュメントかは左サイドのナビの一番上に表示されている。</p>
<p><img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/b369f933-f244-4578-ba15-e56cee615b4c/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%882023-07-045.41.35.png" alt="スクリーンショット2023-07-045.41.35.png"><br>
表示するドキュメントはここで切り替えることができます。</p>
<p><img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/6c478c55-d184-42c2-a6f0-1cd8cf43b2eb/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%882023-07-045.42.13.png" alt="スクリーンショット2023-07-045.42.13.png"><br>
ちなみにドキュメントを検索する場合もApp(AppRouter)かPages(PagesRouter)かターゲットを選択できます。</p>
<h2>公式Docのデプロイに関する章を確認してみる</h2>
<p>デプロイに関する内容は<a href="https://nextjs.org/docs/app/building-your-application/deploying">こちら</a>に記載されています。</p>
<h3>ビルドで生成されるもの</h3>
<p>デプロイ先を考えるうえでまず、ビルドによって生成されるものを確認しましょう。<br>
Next.jsでビルドすると</p>
<ul>
<li><a href="https://nextjs.org/docs/pages/building-your-application/rendering/automatic-static-optimization">Automatic Static Optimization</a>されたページか(Pages Routerで)getStaticPropsを使ったページのHTMLファイル</li>
<li>CSSファイル</li>
<li>Next.jsサーバーで動的なコンテンツをプリレンダリングするためのJavaScript</li>
<li>クライアントサイドでインタラクティブなUIなどを提供するためのJavaScript</li>
</ul>
<p>といったものが生成されるようです。（生成物は.nextフォルダに出力されるとのこと。）</p>
<p>※ Next.jsには静的エクスポート機能(Static Exports)もあるため、それを利用する場合はまた違ってくるようです。<br>
※ ビルドコマンドに関するDocは<a href="https://nextjs.org/docs/app/api-reference/next-cli#build">こちら</a>です。</p>
<h3>Vercelかセルフホスト</h3>
<p>ホスティング先を考える場合、まず最初の分かれ道としてVercelを使うかそれ以外にするか、だと思います。<br>
VercelはNext.jsの開発元なだけあり、設定作業等は最小限でいいみたいです。ただVercelは開発元提供のスタンダードな方法なので本記事ではとくに掘り下げて触れることはしません。</p>
<h3>セルフホストをする場合</h3>
<h4>Node.js</h4>
<p>セルフホストするホスティング先(デプロイ先)の環境としては、Node.jsをサポートしているホスティングプロバイダーであればどれでもデプロイ可能なようです。（例えば、awsのEC2やDigitalOcean Dropletなど。）</p>
<h4>Docker Image</h4>
<p>また、Dockerコンテナをサポートしているホスティングプロバイダでもデプロイ可能とのことです。コンテナでNode.js環境を用意してあげるので、ホスティングプロバイダ自体がNode.jsをサポートする必要はないということですね。（手順の例も<a href="https://nextjs.org/docs/app/building-your-application/deploying#docker-image">こちら</a>に載っています。）</p>
<h4>StaticなHTMLのエクスポート</h4>
<p>Next.jsの静的エクスポート機能(Static Exports)を使用する場合は、Node.js環境やDockerコンテナサポートがないホスティング先にもデプロイできるようです。<br>
ただ、Static Exportsには使用できる条件などがあるので注意が必要です。（Static ExportsについてのDocは<a href="https://nextjs.org/docs/app/building-your-application/deploying/static-exports">こちら</a>）</p>
<h3>その他のサービスを利用したホスティング</h3>
<p>Vercelやセルフホスト以外にマネージドなサーバーを提供しているサービスを利用する方法もある。今時はこれも多いのではないだろうか。<br>
以下のサービスがNext.jsのデプロイ方法を紹介していたりする。</p>
<ul>
<li><a href="https://aws.github.io/copilot-cli/">AWS Copilot</a></li>
<li><a href="https://docs.digitalocean.com/tutorials/app-nextjs-deploy/">Digital Ocean App Platform</a></li>
<li><a href="https://github.com/vercel/next.js/tree/canary/examples/with-docker">Google Cloud Run</a></li>
<li><a href="https://elements.heroku.com/buildpacks/mars/heroku-nextjs">Heroku</a></li>
<li><a href="https://docs.railway.app/getting-started">Railway</a></li>
<li><a href="https://render.com/docs/deploy-nextjs-app">Render</a></li>
</ul>
<h4>静的エクスポート(Static Exports)で、その他サービスを利用してホスティング</h4>
<p>Static Exportsを利用するNext.jsアプリであっても、その他サービスを利用する方法という選択肢がある。<br>
Static Exportsであれば静的ホスティングプロバイダを利用してホスティングができる。</p>
<p>GitHub Actions、Jenkins、AWS CodeBuild、Circle CI、Azure PipelinesなどのCI/CDパイプラインを通してデプロイすることも可能とのこと。</p>
<p>以下のホスティングプロバイダのサービスがNext.jsの静的ホスティングの方法を紹介したりしている。</p>
<ul>
<li><a href="https://aws.amazon.com/blogs/mobile/amplify-next-js-13/">AWS Amplify</a></li>
<li><a href="https://learn.microsoft.com/en-us/azure/static-web-apps/nextjs">Azure Static Web Apps</a></li>
<li><a href="https://developers.cloudflare.com/pages/framework-guides/deploy-a-nextjs-site/">Cloudflare Pages</a></li>
<li><a href="https://firebase.google.com/docs/hosting/nextjs">Firebase</a></li>
<li><a href="https://docs.netlify.com/integrations/frameworks/next-js">Netlify</a></li>
<li><a href="https://github.com/milliHQ/terraform-aws-next-js">Terraform</a></li>
<li><a href="https://docs.sst.dev/start/nextjs">SST</a></li>
</ul>
<h2>所感</h2>
<p>デプロイ方法ホスティング先としてはかなり多様な選択肢があるようですね。<br>
Static Exportsであれば、ちょっとしたレンタルサーバーへのデプロイも可能で、シンプルなウェブサイト的なものであればそれもありかと思いました。</p>
<p>選択のポイントとしては、Static Exportsをするかどうかに大きく左右されそうですね。（Static ExportsだとNode.js環境が不要というのは大きいですね）</p>
<p>Next.jsで何かを作る際は、最初にStatic Exportsするかどうかを検討するのが良さそうです。</p>
<p>以上。</p>


Next.js(App Router)のデプロイ方法/デプロイ先(ホスディング先)について公式Doc読んで考えてみる🤔

<p>前回の記事の続きです。</p>
<p>ページ全体のデフォルトのSEO設定はできたので、今度は記事ページ固有のSEO設定ができるようにします。<br>
本記事の環境では<a href="https://www.newt.so/">Newt</a>（ヘッドレスCMS）を利用しているため、Newtのapiから返ってくる値を利用して自動で各記事ページにSEO設定が行われるようにすることを目標とします。</p>
<p>そのため本記事ではNextSeoに設定される値はNewt由来の変数がほとんどになりますが、Newtを使用していない環境の方の場合も、設定する値の取得方法が異なるだけで設定する項目は変わらないと思うので、基本的にやることも変わらないと思います。</p>
<h2>実装</h2>
<h3>記事ページのコンポーネントを編集</h3>
<p>本記事ブログはNewtのNext.jsテンプレートが土台となっているため、もともと最小限のseoに関する記述が記事ページのコンポーネントに書かれていますので、それらを削除しnext-seoでの設定の記述に書き換えます。</p>
<p>↓が元々の状態です。</p>
<pre><code>...
  return (
    &lt;Layout app={app}&gt;
      &lt;Head&gt;
        &lt;title&gt;{title}&lt;/title&gt;
        &lt;meta name=&quot;description&quot; content={description} /&gt;
        &lt;meta property=&quot;og:type&quot; content=&quot;article&quot; /&gt;
        &lt;meta property=&quot;og:title&quot; content={title} /&gt;
        &lt;meta property=&quot;og:description&quot; content={description} /&gt;
        &lt;meta property=&quot;og:image&quot; content={ogImage} /&gt;
        &lt;meta name=&quot;twitter:card&quot; content=&quot;summary_large_image&quot; /&gt;
        &lt;link rel=&quot;icon&quot; href=&quot;/favicon.ico&quot; /&gt;
      &lt;/Head&gt;
...
</code></pre>
<p>これを以下のように書き換えました。</p>
<pre><code>...
import { NextSeo } from &quot;next-seo&quot;;
...
  return (
    &lt;Layout app={app}&gt;
      &lt;NextSeo
        title={title}
        description={description}
        openGraph={{
          title,
          description,
          type: &quot;article&quot;,
          article: {
            tags: currentArticle.tags.map((tag) =&gt; tag.name),
            authors: [currentArticle.author.fullName],
            publishedTime: currentArticle?._sys?.createdAt,
            modifiedTime: currentArticle?._sys?.updatedAt,
          },
          images: [
            {
              url: currentArticle.coverImage.src,
              width: 700,
              height: 420,
              alt: title,
            }
          ],
        }}
      /&gt;
...
</code></pre>
<p>※<code>&lt;Head&gt;</code>は削除しました。<br>
基本的にNewtのapiから取得している値を流用してセットしているだけです。</p>
<h3>記事ページを確認</h3>
<p>では<code>npm run dev</code>で立ち上げて記事ページにアクセスしてSEO設定を確認してみます。<br>
確認すると以下のようにmetaタグが生成されています。<br>
<img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/d8fb89f8-00c2-49c2-8251-3b43d9419a5f%2F212018.png" alt="212018.png"></p>
<p>以上です。</p>


【Next.js/next-seo】Next.jsで作成されたサイトに「next-seo」モジュールでSEO設定をする【React/TypeScript】

【Next.js/next-seo】next-seoで記事ページ毎のSEO設定をする【React/TypeScript】

<p>本ブログをWordPressからNewt + Next.js(v13)にリニューアルしてからSEOの設定を行っていなかったため、npmモジュールの<code>next-seo</code>モジュールを使って設定してみました。</p>
<p>next-seo：<a href="https://www.npmjs.com/package/next-seo">https://www.npmjs.com/package/next-seo</a></p>
<h2>NextSeo</h2>
<p>※以下公式の情報を基に私の意訳になります。<br>
next-seoはSEOを設定したいページに<code>NextSeo</code>タグ埋め込むことで動作し、headタグ内に設定した内容に沿ってmetaタグ等をレンダリングしてくれるそうです。</p>
<p>これだけ読むとすべてのページにNextSeoタグを埋め込む作業が必要なように思えますが、自動ですべてのページにデフォルトのSEO設定を出力してくれるデフォルトSEO設定機能があるようです。<br>
Next.jsの_app.js(カスタム<code>&lt;App&gt;</code>)を利用する方法が提供されています。</p>
<p>これに加えてページ固有のSEO設定を行いたい場合は、そのページにのみ個別で<code>NextSeo</code>タグを設定すれば上書きしてくれるっぽいです。</p>
<p><code>next-seo.config.js</code>のようなファイルを作成しておき、そこにデフォルトのSEO設定を記述しておき読み込ませて使用する方法も紹介されています。</p>
<p>Title Template機能を使用すれば記事タイトルの表示形式の設定もできるようです。</p>
<pre><code>title = 'This is my title';
titleTemplate = 'Next SEO | %s';
// outputs: Next SEO | This is my title
</code></pre>
<h2>実装</h2>
<h3>next-seoモジュールインストール</h3>
<pre><code>&gt; npm install --save next-seo@5.15.0 --save-exact
</code></pre>
<p>※versionは最新のものを確認して各自修正してください。</p>
<h3>デフォルトのSEO設定を記述するファイル作成</h3>
<p><code>next-seo.config.ts</code>という名前で設定ファイルを作成（ファイル名はなんでもokです）<br>
今回は以下のように記述してみました。</p>
<pre><code>import { DefaultSeoProps } from &quot;next-seo&quot;;

const SITE_NAME = &quot;HarioNote&quot;;

const TitleTemplate = `%s | ${SITE_NAME}`;

const config: DefaultSeoProps = {
  title: SITE_NAME,
  titleTemplate: TitleTemplate,
  defaultTitle: SITE_NAME,
  description: &quot;IT関連やDIY,気になったモノとかのまとめなど,なんでもありのハリオのノート&quot;,
  canonical: &quot;https://harionote.net/&quot;,
  openGraph: {
    url: &quot;https://harionote.net/&quot;,
    title: SITE_NAME,
    description: &quot;IT関連やDIY,気になったモノとかのまとめなど,なんでもありのハリオのノート&quot;,
    siteName: SITE_NAME,
  },
  twitter: {
    site: SITE_NAME,
    cardType: &quot;summary_large_image&quot;
  }
}

export default config;
</code></pre>
<h3>_app.tsxにてデフォルトのSEO設定を適用</h3>
<p>next.jsの機能としてある_app.tsx(または_app.js)ファイルを利用して先程作成したデフォルトのSEO設定がすべてのページに適用されるようにします。</p>
<p>※<code>_app.tsx</code>ファイルはない場合は新規作成してください。配置場所は<code>/pages</code></p>
<p>元々↓のような_app.tsxを</p>
<pre><code>import &quot;../styles/globals.css&quot;;

function MyApp({ Component, pageProps }) {
  return (&lt;Component {...pageProps} /&gt;);
};

export default MyApp;
</code></pre>
<p>↓のように編集しました。</p>
<pre><code>import &quot;../styles/globals.css&quot;;
import { DefaultSeo } from &quot;next-seo&quot;;

import SEO from &quot;../nextSeo/next-seo.config&quot;;

function MyApp({ Component, pageProps }) {
  return (
    &lt;&gt;
      &lt;DefaultSeo {...SEO} /&gt;
      &lt;Component {...pageProps} /&gt;
    &lt;/&gt;
  );
};

export default MyApp;
</code></pre>
<p>編集後<code>npm run dev</code>コマンドで立ち上げて確認すると</p>
<p><img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/ae4b9c96-0273-4971-9101-615f0879efef%2F16541656.png" alt="16541656.png"><br>
となっていたheadタグ内に<br>
<img src="https://storage.googleapis.com/newt-files/a65e6c48-47ab-4048-9803-4e79ce9dee76%2F192404.png" alt="192404.png"><br>
のようにmetaタグが生成されるようになりました～。</p>


<p>表題の通り、Next.jsを13にアップデートしたことでコードの修正が必要になったのでその備忘録です。<br>
　私の場合は主に「next/image」「next/link」で修正が必要でした。</p>
<h2>next/image</h2>
<p>主に以下の内容がアップデートの目玉らしい</p>
<ul>
<li>レイアウトシフトなしで画像表示</li>
<li>オンデマンドでファイル最適化</li>
<li>クライアント側のJS軽量化</li>
<li>styleの設定がより簡単に</li>
<li>Webプラットフォームとの整合性</li>
<li>ネイティブ遅延ロードによりさらに高速化</li>
</ul>
<h3>13より前のnext/imageを使っていた私の場合</h3>
<p>古いverのNextImageは「next/legacy/image」という名前に変更されたらしい。</p>
<p>新しいnext/imageでは、「layout=”fill”」「objectFit=”contain”」のような指定がいらなくなるようだ。（fillについては、単純に「fill」というプロパティがあるようだ）</p>
<p>すぐに対応できないがNext.jsのバージョンは上げたいという人用なのか、next/legacy/image（古い仕様のままになるよう）に置換するコマンドが用意されているとのこと。<br>
　私の場合は新仕様に修正する方向の対応するため上記のコマンドは使用していません。</p>
<h2>next/link</h2>
<p>中にaタグを仕込む必要がなくなったとのこと。（というより子要素に<code>&lt;a&gt;</code>があれば削除の必要がある）</p>
<p><Link>タグ内にhref等を設定することになります。</p>
<p>よってpassHrefプロパティは不要になるが、旧仕様にも対応できるようにするためか現状は残してある。</p>
<h2>まとめると</h2>
<p>私の場合以下の修正が必要だった。</p>
<ul>
<li>next/image
<ul>
<li>廃止となったプロパティ削除</li>
<li>指定するプロパティ変更</li>
</ul>
</li>
<li>next/link
<ul>
<li>子要素のタグ削除</li>
<li>hrefは<code>&lt;Link&gt;</code>に設定</li>
</ul>
</li>
</ul>
<h2>参考</h2>
<p>https://nextjs.org/blog/next-13#breaking-changes<br>
https://nextjs.org/docs/api-reference/next/link<br>
https://nextjs.org/docs/api-reference/next/image</p>


Next.js 13 にアップデートにしたら修正が必要だった箇所の備忘録

<p>Next.jsプロジェクトの開発中、実機でデバックしていたらなぜかiPhoneでのみクラッシュする現象に遭遇しました。なんどもリロードするような挙動をするため、最初はリダイレクトループかな？と思いましたがPCでアクセスすると発生しないためとても困惑しました。その際の対応の備忘録です。</p>
<h2>原因/結論</h2>
<p>結論からいいますと、クラッシュするページで表示している画像のサイズが大きすぎることが原因と思われます。</p>
<p>いろいろ調べているうちに、私と同様の症状と思われるissueが見つかりましてそれが<a href="https://github.com/vercel/next.js/issues/34455">こちら</a>になります。<br>
　issue内のコメントで「iOSが画像読み込み時のRAM使用量を制限しているため…」とありました。どうやらこれが原因の可能性が高そうです。</p>
<h2>検証と対応</h2>
<p>症状が発生しているページで使用している画像を調べてみると、かなりサイズが大きい画像が混じっていました。</p>
<p>これを試しにサイズダウンしてみると問題の症状が発生しなくなりました。</p>
<p>ここまでたどり着くのに相当時間がかかってしまったのでほっとしました。</p>
<p>何かしらの対策がされるまで今後は注意しようと思います。</p>
<p>以上です。</p>


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