【MyGPT】ChatGPTで優秀なエンジニアとして回答してくれるマイGPTを作成してみた

ChatGPTを使用する際に、例えばプログラムの書き方を質問するなら「あなたは優秀なエンジニアです」と付け加えたうえで質問することで、より品質の高い回答が得られることは最近ではよく知られているかと思います。

ただ、毎回「あなたは優秀なエンジニアです」と書いてロールを与えるのも手間です。

そこで今回はChatGPTの機能のマイGPTを使って、常に「優秀なエンジニア」というロールが与えられている自分専用にカスタマイズされたChatGPTを作ってみようと思います。

作業手順

まず、ChatGPTにログインし、左ペインの「GPTを探す」をクリックし、遷移先の画面の右上の「＋作成する」ボタンをクリックします。

するとマイGPTの作成画面が表示されるので、GPT BuilderでどのようなGPTを作りたいかの要望を入力します。

GPTと対話しながら作る以外に、「作成する」タブから「構成」タブに切り替えて自分で構成を入力してGPTを作成する方法もあります。

今回は以下のようなやり取り(チャット)をして作成します。

（アイコン画像の生成には失敗しましたが、アイコンは無くてもいいので今回はスルーします）

このやり取りをしたあとに「構成」タブを確認してみます。

いい感じに「指示」の部分が書かれていますね。（※ 画像は名前を指示する前の時点でのスクショなので名前が空です）

次に「構成」タブの下の方の「機能」セクションを確認します。

コードインタープリターとデータ分析にチェックがデフォルトでは入っていないので、これにチェックをします。
（これは好みの問題ですが、個人的には演算処理とかも質問によってはやってほしいのでチェックするようにしました。）

それ以外にも、ファイルをアップロードして知識を与えることもできるようですが、今回ややらないです。
（コーディングルールをまとめたドキュメントなどをアップロードしておくなど、独自の知識を渡しておくとより有用になりそうですね！）

ここまでできたら右上の「作成」ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示され「リンクを受け取った人」が選択されているので「私だけ」に変更します。

↓

選択を変更したら「保存する」をクリックします。
保存された旨のダイアログが表示されるので「GPTを表示する」をクリックします。

これで作成したオリジナルGPTが使用できます。
作成したマイGPTは、左ペインの「ChatGPT」の下にあるのでいつでも使用可能です。

これで毎回「あなたは優秀な〇〇です」と入力する手間が省けますね。

以上。

余談

マイGPTを作成する際にGPTをやりとりをする際に、どのように要望を伝えるかで構成が変わるのでいろいろためしてみると面白いと思います。

また必ずマークダウン形式で返すようにするなど、返信の形式を指定しても、特定の用途で役に立つかもしれないですね。