VSCodeからTomcatサーバーを起動できるように設定する手順の備忘録

VSCodeからTomcatサーバーを起動できるように設定する手順の備忘録

EclipseではなくVSCodeで作業しつつTomcatサーバーを立ち上げたく、設定してみたのですがそのうち忘れそうなので備忘録として書きます。

前提・注意点

私の場合以下の環境であったり前提条件のもとで設定しているので、参考にされる場合は自身の環境や状況によしなに合わせてください。

  • 作業PCにTomcatがインストールされている。
  • Tomcatのwebapps下にプロジェクトフォルダが配置されている
  • タイトルにVSCodeとあるが、私の使用しているエディタはVSCodeをフォークしたCursolというものなので若干見た目が異なるかもしれない。
  • 今回スクショで出てくるTomcatのバージョンが古いです。実際にサービスとして外部に提供する場合はサポートされているバージョンを使用するようにしてください。

設定手順

必要な拡張を追加する

まずVSCodeに必要なプラグインを追加しておきます。
必要なので以下の2つです。

1. Extension Pack for Java
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2. Community Server Connectors
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サーバーを設定する

VSCodeの左ペインにSERVERSという欄が現れていると思うので、そこで「Create New Server...」をします。
そして「No, use server on disk」を選択します。
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フォルダ選択ダイアログが表示されるので、Tomcatサーバーがあるディレクトリを選択します。(binがあるところです)
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選択すると新たに作成するサーバーの設定画面が表示されます。
Server Nameに任意の名前をつけましょう。
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必要に応じてOptional Attributesvm.install.pathを指定してあげましょう。
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普段からTomcatを起動するのに個別に指定しているJVMがある場合は同じものを指定してあげましょう。
「Configure Tomcat」を起動して、「Java」タブの「Java Virtual Machine:」で指定している値があればそれと同じものを指定すればokです。
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起動してみる

作成したサーバーを右クリックして「Start Server」で起動してみましょう。
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特に問題がなければ、VSCode内のターミナルにて「Server startup」的なログが表示されるかと思います。

これでVSCode上からTomcatを起動でき、ログ出力もVSCode内で確認できます。

以上。

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